タイへの入国で必要な保険10万ドルはクレカの保険でカバーできる?【コロナ禍】
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コロナで海外旅行が完全に遮断されてますが、タイがもしかしたら10月から制限付きで解除されるかもというニュースを見て一部の望みをかけております。

ただ、調べると色々入国で必要な書類が多いんですよね。その中の一つに

 

「新型コロナウイルス感染症の治療費を含む医療費をカバーできる上限金額 10 万ドル以上(日本円1100万円)の保険もしくはその他の証明」

というもが必要とされています。

じゃあ、この保険ですが、カードに付いてる保険でカバーできるものなのか。

気になったので調べてみました。

1100万円以上の疾病保険をカバーするクレジットカードは存在する?

私が調べた範囲ではありませんでした。

インビテーション無しで入れるANAのVISAプラチナカードやアメックスのプラチナカードを確認しましたが、新型コロナウイルスの治療費に使える疾病保険は高くても500万円でした。

 

もしかしたら、アメックスのブラックカードとか限られた人しか入れないカードだとカバーしてるかもしれませんが、今すぐ申し込みができるカードではカバーできる付帯保険がついたものはないというのが結論です。

カードの付帯保険を合算すればカバーできる?

カードの付帯保険ですが、他にもカードを持っていたら保険を請求するときに合算することができます。

例えば500万の損害を受けたとして、Aカードだと300万しかカバーできなかったとします。ですが別に持ってるBカードにも300万の保険がついていた場合、2つ合わせて600万までカバーできるという内容です。

 

このことから、カードを複数枚持っていたら「合算して治療費1100万円超えたらカードの保険でカバーできるんじゃないか?」と思ったわけです。

 

そこで、保険会社にカードが複数枚あった場合合算した金額で証明書を発行してくれるのか聞いてみました。

それができるのであればカードの保険だけで事足りますからね。

 

ただ、帰ってきた答えは「証明書を請求したカードの金額のみ」とのことでした。なので、合算でカバーすることはできないです。

10万ドル(1100万円)の保険の証明書を取得する方法

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一番の近道は保険会社で海外旅行保険に入ることですね。

やはりお金がかかるだけあってカードに付いてる保険よりも金額がでかいです。

こちらは損保ジャパンで保険期間3ヶ月で見積もりしてみた内容です。

クレジットカードの海外旅行保険期間は3ヶ月が相場なのでそれで3ヶ月にしました。

損保ジャパンだと3ヶ月で6万円くらいの価格が必要になります。

 

なので、仮に今噂されてるプーケットモデルでタイに行けるとしてもカードだけの保険では不十分。別途海外旅行保険をつけることが必須になります。

保険額1100万円を超える唯一のクレジットカード?

ただ、調べていてわかったのですが、実はクレジットカードでも保険額1100万円を超える保険をつける事ができるカードを発見しました。

それがこのカードです。

最初のクレジットカードと言われるダイナースです。

このダイナースでは海外旅行保険プラスという有料の追加保険サービスがあります。

これをみると治療救援費用を3000万円カバーする保険のプランが有りました。

これを同じ3ヶ月で見ると69歳以下なら追加で43091円の支払いをすることでタイ入国に必要な保険額を上回ることができます。

 

ただ、ダイナースは入会費が結構高いので、カードの保険のために入るのはおすすめできません。

結局追加費用を合わせると海外旅行保険を追加で入ったほうが安くなるので^^;

なので、なにか新しくカードを作ろうと思ってたのなら海外旅行保険プラスがあるダイナースを候補に入れてみるのもいいと思います。

ですが、そうでないのなら10万ドル以上の治療費保険については海外旅行保険に別途加入する必要があります。

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